厳島神社
- 2012年02月21日
- お客さま
ど~も『松山ケンイチ』です
さて、冒頭からすっ飛ばした『妄想』にお付き合い頂き感謝します。
販売課のくたびれたマスコット、小佐田です。
山口&広島出張、前回の続きの巻を記そうかと…..
出張初日、悪天候と悪路に悩まされどうにかこうにか宿に辿り着いたのは
午後8時をまわった辺り。宿のフロントにて、
「辺りにお店らしきものが見当たらなかったんですけど、どこか食事出来る所って有ります?」
空腹感Maxだった事も有り、チェックイン最中に晩御飯の心配をする食いしん坊ケンイチ。ところが、
「最寄りにはございませんねぇ…..」
「コンビニみたいな物も有りませんか?」
「なにぶんにも田舎な物で….申し訳ございません。この界隈は7時過ぎたらもう真っ暗なんですよ…..」
「じゃあ、もう一回車で出かけるしか無いですかね?」
「そうですねぇ….あ、お客様、何も気取らない食事でよろしいですか?」
「はい。特別良い物が食べたいとかは無いですよ」
「でしたら私が良く行く居酒屋みたいなものですが、ちょっと聞いてみます」
と、フロントの方が。
「……ええ。ご宿泊のお客様で…..ええ。はい…はい。分かりました。有難うございます……お客様、少しの間、開けておいて貰えるようですので、そちらでよろしければ…..そうしましたら、ちょっと分かりずらい場所にありますので、地図を書いておきますね。一旦お部屋にお荷物置かれてからお戻り下さいませ。後ほどお渡しします」
「ありがとうございます~」
山口県、湯田温泉の梅乃屋さん、最高です。とくにこのフロントの女性の方、最高です。料理が自慢の宿って書いてあったのに、ケチって素泊まりしてる私にここまでしてくれます。こんど訪れる事があったら、必ず自慢の料理付きで宿泊させて頂きます!!
真心のこもった『手書きの地図』片手に食事に向かう道すがら、ライトアップされている石碑を発見。『中原中也記念館』とあります。好きな詩人なのに、この地が出身だなんて、この瞬間まで知らなかった浅はかな私です。はい….
ご好意で営業時間を延ばして頂き有り付けた一人『アンコウ鍋』です。
ちなみに葉物でかくれちゃってますが、たっぷりアンコウ&肝入りで、お値段驚きの980円
もう東京の物価があほらしくなってきます
翌朝、心配していた天候も一転して晴天に恵まれ、路面の雪もそれほどでもない….フェリー乗れるかも??? ←出張いってるのにこの感覚が大体おかしいですね
時折吹いてくる強風に山からあおられてか、晴天に舞う雪に後押しされて、山口市内を爆走。予定を順次こなして行き、午後2時過ぎには念願の広島県厳島の文字が標識に見えて来ました。
日程&道程からいって、寄り道するのはイチかバチかの賭けでしたが、そこは
『社長からのリクエスト』
と言う、いちサラリーマンからすれば、かならず聞か無ければならない物が、私の肩に重くのしかかります…..そう。フェリー乗船なさねばなりません
←と言う言い訳の下に喜んでフェリー乗る私
待ち時間さえなければ、乗船しているのはせいぜい15分位でしょうか。それほど盛大な寄り道にはならずに済みました
さあ、来ちゃいましたよ 厳島神社。出張中なのに。周りは家族連れや、カップル、外国のツアー客の方々などなど。スーツにネクタイ、ビジネスバッ
クでうろうろしてるのは私だけでしたね (あたりまえか)
有名なユネスコの文化遺産にしていされている大鳥居です。
しかし、私のカメラ、解像度低すぎですね….せっかくの鳥居が台無しです
ここが本宮です
日本全国に約500社ある厳島神社の言わずと知れた総本社で、式内社(名神大社)・安芸国一宮で、旧社格は官幣中社との事。ま、平たく言って『格式が高い』ってことですね
訪れさせて頂いた感想としましては、とにかく『華やか』です。いずれの場所も朱色が目に眩しく、建物の意匠も非常に緻密で、ただただ圧巻でございました
順路終盤、遠く大鳥居が見えます。良いカメラ買おうかな…アップしてて悲しくなってきました
さぁ 今回の出張で一番重要なミッション
もクリアしました
急いで広島県の訪問先めぐりに向かわなくてはっ!!
と気持ちははやれども、食いしん坊ケンイチ、またしても燃料切れを起こし、
辺りをきょろきょろ
「ふーん、アナゴが名物なのかぁ…..カキだけじゃないんだなぁ…..」
で、
アナゴ重食べました。ちなみにこの『ふじの屋』さん、アナゴ専門店と銘うっていて、メニューはただ一つこれだけです。松も竹も梅も無しっ!!
非常に男前な割り切りっぷりです
香の物、お吸い物付きで1380円
食べてびっくりしたのですが、こちらのアナゴ、蒸して無いんですよ!! 江戸前の煮アナゴをイメージして食べ始めたから、かなりビックリ
でも、とても香ばしくって、クセになりそうなおいしさでした
厳島神社フェリー乗り場横、お土産物売り場の一角にございます。行く機会ございましたらぜひお試しをっ
さぁ、仕切り直して出発しますよぉ~……でもね、
この後の旅の記録が無いんですよ。夜まで。写真としてって事ですけどね
言い訳しますと、のんきにアナゴ重まで食べてしまったので、この後のタイムスケジュールが殺人的になっちゃって
関川さん、たしかに厳島は「ちゃちゃ」とは寄れませんね
「部長、そろそろ鉄板が熱くなってるんじゃないですかね?」
夕闇せまる頃、この日最後のご訪問先へ伺う前に、デキるサラリーマンの振りをしてアポを入れます。
電話越しに
「この間来た時も、似たような事、言っとりゃせんかったの?オマエさんは?」
「だって広島きたんですよ ~、鉄板の前で跳ねる油とソースを浴びなきゃ意味無いじゃないですか~ 」
「・・・・・・あのな、あと一時間くらい仕事じゃけぇ、待っとれるか? 」
「余裕ですっ 」
「そしたらな……」
で連れて行って頂きました、
広島焼き薬研堀『八紘』さん
清潔に磨き上げられた鉄板が流石名店を感じさせます!!
そしてそして待つ事しばし……↑これが
こんな風に出来あがっちゃうんですね~
おいしかった~
薬研堀『八紘』
広島県広島市中区薬研堀5-18 パールビル 1F ℡082-242-4330
ちなみにこの界隈、とってもとっても『ぴんく 』な町並みです。
まさか、こんな所に飲食店は無いでしょうっ!? って、場所にあります。
女性の方は行きづらいかなぁ…..
曰く、前回連れて行って頂いた『八昌』さんとこの『八紘』さんに、『大樹』さんってお店もあって、
「この三件が有名どころかな~?」との事。
ほうほう大樹さんですか…..部長、次はそこが良いです
いやぁ~、何やら長編になってしまいました、今回の出張報告 ですが、
自分で読み返してみても、
「コイツ仕事してんのか? 」ってかんじですね
ちゃんとしてますよっ!! たぶんネ