坊っちゃん
- 2012年04月21日
- お客さま
「そろそろどこか行ってきたら?」と、アントワネット根本。
「????」
「ネタの収集大切だよ」
「ブログの
」
「とーぜん。仕事は私がやっときますんで。ご心配なく」
「平たく言って、邪魔ってこと?」
「邪魔じゃないよ。私は外回りしている小佐田さんが一番良いと思って」
「……….」
と言う訳で、何となく会社に居てはいけない雰囲気がしてまいりましたので………

出かける事に致しました。今回の放浪先は四国は愛媛県。道後温泉、坊っちゃん等々で有名な松山でございます。 改めましてこんにちは。販売課 職種『フーテン』の小佐田です
今回、愛媛県を出張先に選んだ理由は自身の
「そういえば四国ってまだ行った事無いな」
と言う何のひねりも無いシンプルな理由から。とは言え、あても無く出かけさせてもらえる訳も無い訳で……
「この間トラック市の会でいらっしゃった、トラック1バンさんにご挨拶に行ってきます」
ともっともな後付け言い訳をそえて一路松山空港へ。
着いてそうそう、関東と比べると大分暖かい事に気づき、春物とは言えコートを着こんできた事を後悔。もう季節はすっかり春だったんですねぇ
早々にレンタカーを借り、この旅もとい、出張の言い訳代わりに使わせて頂いたトラックイチバンさんへ。

道すがら、前方からいやに風情のある路面電車が走って来ます。
ミニ蒸気機関車とでももうしましょうか?なんだかディズニーランドで走っていそうな感じ。
急いで携帯のカメラに納めます。すれ違いざまなんで微妙にぶれてますね….
後から調べてみたところ、伊予鉄道株式会社で運行している『坊っちゃん列車』とのこと。
松山市内の観光資源として復元した二代目で、初代との違いは、
石炭を燃やして走る蒸気機関ではなく、ディーゼル機関で駆動し、煙突から出ている煙は、
それに見立てた『水蒸気』なんだそうです。
こんなところでも環境に配慮した工夫がなされているんですねぇ
さてさていい年した大人がアポ無しでトラック1バンさん訪問です。
トラック1バンさんのHPです。
http://truck1van.com/
同業他社さんの宣伝貼っちゃうところあたり、私のダメ社員っぷりが遺憾なく発揮されてるでしょ? 自分でも良く分かってますが、そんな自分が嫌いじゃありません
上甲部長と再会し、ひとしきり歓談させて頂きました。
部長、私が本当に行き当たりばったりで出張しているのだとご理解して頂き恐縮です
「小佐田さん、道後温泉の本館に行ってみたらどうです?」
と上甲部長。
「本館ですか?」
「ええ。明治に建てられたもので、上の階に行くと、温泉だけじゃなくって、団子食べさせてくれたりするスペースもあって、なかなか風情が有りますよ」
「へぇ~
」
「坊っちゃんの間とか、資料間とかあって結構楽しめますよ。ま、地元の人間は改めて行ったりしませんが、遠方から来た方には好評です」
「ぜひ行ってみます」
「ゆっくりしていて下さい、夜迎えに行きますんで」
「はいっ
」
ちゃっかり夕食の約束を取り付けてから、一旦お暇。
さてチェックインするべく今夜の宿へ。
ご紹介頂いた本館は本当にそのホテルからすぐそばの場所に有ったのですが、
何やら電話連絡が立て込んでしまい、そのすべてをこなして時計を見ると既に夜の七時…
『本館』行きそびれたな
約束の時間きっかりに部長様、専務様にホテルに迎えに来て頂いて、すっかり『何様』な私。
恐縮しつつもしっかりとおいしい料理をご馳走になってしまいました。
専務様、部長様、ご馳走になりました。東京にお越しの際には、ぜひぜひ栗山自動車工業にお寄り下さいね~

ありがとうございました 
「小佐田さん、本館、行かれました?」と上甲部長。
「それが、なんだか電話が立て込んで結局いけなかったんですよ
」
すると専務様が、
「それでもあそこは朝早くからやってるから、ちょっと早起きすれば朝風呂入れるよ」と。
「おお~っ、そうしたら、せっかくここまで来たんだから、明日は頑張って早起きしようっ!!」
って、声高らかに宣言していたんですけどね……食事の後、部長と一緒に
にも
行ってしまい……それも二件も
とっても楽しかったんで、別に後悔はございませんが、
起きてみたらビックリの朝7時
ちっとも早起きじゃないよ。結局行けない運命だったんでしょうか? 『本館』のお湯につかる事無く松山を後にしました

名残惜しいので、外観のみ記録に残して…..お風呂入りたかったなぁ
出張二日目、前日とうって変わって荒れ模様の天気です。
この日はしまなみ海道を通って本州へ。尾道を抜けて広島方面へ向かう予定だと言うのに、
ラジオから聞こえてきたのは
『大雨、強風、波浪、雷、洪水注意報』と、数え役満みたいな事言ってます
確かに雨は横殴り。風は強風。すっかり台風の最中の様

おまけに霧まで出て来ちゃって…..この後更に濃く、深~い霧に包まれてしまい、まともなスピードでの移動が困難に
超悪天候の中、はたして無事に本州へ渡れたのか?続きはまたの機会にさせていただこうかと
