トラックのボディ幅には、「標準(スタンダード)」「セミワイド」「ワイド」の3つの区分があります。このうち「セミワイド」は、標準幅より広いもののワイド幅ほどではない中間サイズのボディ幅を指します。しかし、このセミワイドの基準は、トラックの車格(4トン車・2トン車)によって異なるため、それぞれ分けて解説します。
4トン車におけるボディ幅の基準は以下のとおりです。
4トン車のセミワイドボディは、標準幅より100~200mmほど広くなります。この幅のメリットとしては、積載量を確保しながらも、ワイド車ほど道路規制の影響を受けにくい点が挙げられます。特に都市部や狭い道を走る機会が多い場合、ワイドボディでは通行が困難な場面でもセミワイドならスムーズに走行できることが強みです。
4トン車セミワイドの主な用途
2トン車の場合、ボディ幅の基準は以下のようになります。
2トン車のセミワイドは、標準幅より100~200mm広い仕様となっています。これにより、標準幅より積載能力が向上し、積み降ろしの作業効率もアップするというメリットがあります。一方で、ワイド幅ほどではないため、狭い道での取り回しも比較的しやすいのが特徴です。
2トン車セミワイドの主な用途
| 4トン車 | 2トン車 | |
|---|---|---|
| 標準幅 | 約2,100mm | 約1,700mm~1,800mm |
| セミワイド | 約2,250mm~2,300mm | 約1,900mm~2,000mm |
| ワイド幅 | 約2,400mm~2,500mm | 約2,100mm~2,200mm |
| メリット | 積載量アップ、狭い道でも走りやすい | 積載量確保、取り回しのしやすさ |
セミワイドのトラックは、「標準幅より広く、ワイド幅ほどではない」サイズのボディを持ち、積載量と取り回しのバランスが取れた仕様となっています。しかし、その基準は4トン車と2トン車で異なり、4トン車は約2,250mm~2,300mm、2トン車は約1,900mm~2,000mmの幅になります。
どちらのセミワイドも、積載量を確保しながらもワイド幅より小回りが利くため、都市部や狭い道を走るシチュエーションに適しているのが特徴です。使用用途や走行エリアに応じて、適切なボディ幅のトラックを選ぶことが重要です。