トラックの3軸(さんじく)には「高床(こうしょう)」と「低床(低床)」があります。用途に応じて使い分けられ、それぞれに特徴があります。本記事では、3軸トラックの高床と低床の違い、メリット・デメリットを詳しく解説します。
3軸トラックとは、車軸が3つあるトラックのことを指します。車軸が多いことで、積載量を増やしつつ、安定した走行が可能になります。3軸トラックは主に大型車に分類され、物流や建設業など幅広い分野で活用されています。
3軸高床トラックは、床面(荷台)が地面から高い位置にあるのが特徴です。
✅ 走行安定性が高い
→ 車高が高くても3軸構造により、重量バランスが良い。
✅ 悪路や坂道に強い
→ 床が高いため、路面の影響を受けにくく、ダンプや建設業向けの用途に適している。
✅ 積載能力が高い
→ 荷台の強度が高く、重い荷物も運搬可能。
❌ 荷台の高さがあるため、積み下ろしに手間がかかる
→ フォークリフトが必要な場合がある。
❌ 重心が高いため、横転のリスクが高まる
→ 高速道路などでは注意が必要。
3軸低床トラックは、床面(荷台)が地面に近い設計のトラックです。主に都市部の物流や重量物の輸送に適しています。
✅ 積み下ろしがしやすい
→ 荷台が低いので、フォークリフトがなくても積み込みしやすい。
✅ 重心が低く、走行安定性が向上
→ 横風の影響を受けにくく、高速道路での安定性が高い。
✅ 都市部での取り回しが良い
→ 狭い道路でもスムーズに走行可能。
❌ 悪路に弱い
→ 床が低いため、段差や不整地で底を擦る可能性がある。
❌ 積載量が高床に比べてやや少ない
→ 車両全体の高さを抑えるため、荷台の強度に制約がある。
業務内容によって高床・低床のどちらが適しているかが変わります。導入時には、積載する荷物や走行環境を考慮することが重要です。
3軸トラックの高床・低床にはそれぞれ特徴があります。
| 高床3軸トラック | 低床3軸トラック | |
|---|---|---|
| 荷台の高さ | 高い | 低い |
| 積載量 | 多い | やや少なめ |
| 走行安定性 | 坂道・悪路に強い | 横風に強い |
| 積み下ろしのしやすさ | 難しい(フォークリフト必要) | しやすい |
| 向いている用途 | 建設・長距離輸送 | 物流・都市配送 |
導入の際は、運ぶ荷物や走行環境を考慮し、最適なトラックを選ぶことが重要です。どちらのタイプも適材適所で使えば、業務効率を大幅に向上させることができます。