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トラック大好き!!栗山自動車のスタッフブログ

ジミだよねぇ


どうも。ご無沙汰いたしておりました。販売課の『お荷物』ロバート・キャパです。
さてあいさつ代わりの嘘っぱちも述べた所で本題に。
最近諸般の事情でますます本社事務所に居づらい小佐田、あそこならばやさしく接してくれそうだ、との楽観的観測から佐倉営業所に詰めております。

そんな私にHP用の写真を取ってはくれないか?との依頼が制作会社さんから入りまして….

「どうも小佐田さん。○谷です」
「お世話になっております」
「本社に聞いたら、こっちだと伺ったもので」
「ええ。部下の当たりがきつくって居場所が無いんです」
「またまた~」[emoji:i-179]
「本当です。冗談でこんな事は言えません」[emoji:i-180]
「……」
「で、何のご用件でしょうか?」
「実は御社HPで使用する写真を…….」
「整備風景って事ですか?」
「はい。車両整備している所の写真が欲しいんです。お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します」
「大丈夫です。お忙しくないですから」[emoji:i-232]
「お忙しく….無いですか?」
「はい。ソッコ~で撮って来ます」
「お、お願い致します」

さてさて久しぶりに会社貢献出来そうなミッションを与えられ、早速行動に移すことに。
まずは佐倉営業所の後藤工場長に重整備が有るかどうかを尋ねます。

「ごっちゃん、ごっちゃん!!今日明日とかで、重整備する予定とかって有る?」
「重整備ですか?….ここ直近には無いですねぇ」
「無いの?」
「う~ん、ところで何でです?」
「HPに整備している風景の写真を載せたいんだって。だからホントに重整備じゃあ無くっても、何となく重整備っぽく見える作業でも良いよ」
「…..ああ、だったら後でカップ交換するんで、足回りばらしますね」
「それだ!!やる時になったら教えて!!」
「分かりました」

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「始めますよ」
後藤工場長に呼ばれ、早速デジカメ抱えて作業場へと向かいます。
テキパキとホイールを外し、ドラムをばらし等々、作業が着々と進んで行きます。
仕事ですから当然ですがマエストロ後藤工場長、無言でもくもくと作業を進めます。真面目です。
しかし、ロバート・キャパが憑依している今の私には、シャッターチャンスがいつ来るか?もどかしくって堪りません。

「ごっちゃん?質問しても良い?」
作業の手を止め、こちらを向く後藤工場長。
「その作業のさ、クライマックスってどこだろう?っていうか、何時だろう?」
「クライマックス?」
「うん」
「クライマックスって…..まぁ、この型のエア、油圧二系統のブレーキになってからなんですけど、このカップの中がきちんと整備されてなかった車両はバリが出て来てたりして、パッキンだけ交換しても、そのバリが当たって、せっかく替えたのに直ぐオイルが滲んできちゃったりするんです。だからこの作業で大事な所は、このカップの中をきちんと研磨して、バリを取る作業ですかね…..」
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この中をきれいに磨き上げてからパッキン、シール類を収めて行きます。

「……..」[emoji:i-232]
「な、なんです?」[emoji:i-230]
「いや、ごっちゃん、おいらが聞いているのはね、作業の重要パートでは無くって、クライマックスシーンを知りたい訳ね」
「は?」
「キミがボクに伝えている事は、作業上のキモなわけでしょ?おいらはね、ビジュアル面での事だけを聞いてるんだよ。絵だよ!!絵づら!!分かる?」
「……ぐ、具体的に?な、なんです?」
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「たとえば今キミが取り付けに四苦八苦しているその下側のパッキン。それがハマった瞬間にカップの上から炎が噴き出すとか」
「ほ、炎は出無いですね。この作業じゃあ…..」[emoji:i-230]
「それかさ、それがパチンってハマった瞬間に、カップの中からハムスターがおめでとうを言ってくれるとか」
「ざ、残念ながら….」
「…..なんかさぁ、ジミだよね。ビジュアル的に」
「いや、でも小佐田さん、整備中に火吹いちゃったり、謎のハムスターが飛び出す車両なんて、誰も乗りたくないでしょ?」
「そりゃあね。そりゃあそうだけど、HPに使用するんだからさぁ、キャパ小佐田的にはもうちょっと華の有る絵が欲しいなぁ!! 頼むよごっちゃん。工場長なんだから」
「工場長なんだからって、手品は出来ませんよ」
「ハムスター無?」
「はい」
「炎も無?」
「はい。だって、小佐田さん、あれですよ、基本的に足回りの作業は淡々としていて地味ですよ。正確さと、的確さだけです。激しく何かが有るって事は作業においては無いですよ」
「だって東京の作業場は良く火花とか飛んでるよ」
「小佐田さん、あれは整備じゃないでしょ? 車両解体して、部品生産してるんでしょっ!!」
「そうだけどさ~….」
「とにかく小佐田さん、整備風景に派手な物はないですから」
やや呆れ気味に言い捨て、とっとと作業に戻る後藤工場長。

「ねぇごっちゃん?」
「なんですっ!?」[emoji:i-180]
「ジャッキの所を隠すように佐藤俊平を配置してさ、あいつが肩で大型支えてるように見せて写真撮らない?上半身裸にしちゃって?」
「それを見て、ウチで車両買いたいってお客様がいると思うんですか?」
「さすが栗山はエキセントリックだと言われたりしてさぁ」
「小佐田さん、ちょっともう向う行ってて貰って良いですかね?作業終わらないんで」[emoji:i-227]
「ちぇっ!!」

最後には怒られちゃいました。私としたら良い物を撮りたかっただけなのに….
だいたいウチの工場長は寡黙で真面目すぎるんじゃあないでしょうか。
仕事にも笑いと潤いがないと…..ねぇ?

まぁでも、そろそろここでも居場所が無くなりそうだな。次はどこ行こうかな????